和食を簡単に!

ちょっとした「コツ」や「黄金比率」で簡単に作れる和食のご紹介

簡単!手作りアイスクリームの作り方

 簡単自家製アイスクリームの作り方

   材料    (飲食店用)    (ご家庭用)

  •  新鮮な卵    10個        2個
  •  砂糖      230g       45g
  •  牛乳     1000ml     200ml
  •  生クリーム  1000ml     200ml
  •  生クリーム用砂糖  50g       20g 
  •  バニラビーンズ(バニラエッセンス)  適量お好みで

 飲食店用とご家庭用とで、2種類レシピを書きましたが

今回は、新鮮な卵以外のはあまりこだわらなくて良いと思います。

理由は、後ほど記載します。   

 

 

 

 

「うちのたまご」はご存じない方も居ると思いますが、

 

 

JR九州が世界に誇る 豪華クルーズトレイン「ななつ星」。

その乗客のお食事に出されている「たまご」です。

扱った感じとしては、一つ一つのサイズは大きい(たぶんL~LL)相当ではないか?

中身は、黄身はやや黄色身を帯びていて白身に厚みをかんじる。

味的には、ただ美味しい!! やさしい味です。

 ちなみに私が使ったのも「うちのたまご」です。

こちらは10K入りの業務用です。

通常、卵一個あたりの値段は60円~70円位で、ちょっと高い感じもしますが

安心安全で美味しいものを作りたいので扱っています。

 

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(オーナーは若干渋い顔も・・・)

 

 

では本題! 

 簡単!アイスクリームの作り方                        (拙い画像と解説ですがお許しください)

 1: 卵黄に砂糖を加えたらすぐにホイップしていきます。

    (時間を置くと、砂糖と卵黄が固化してしまいます)

       Img_2028_2

 2: 砂糖を卵黄にすり混ぜていくと、次第に乳白色になります。

     そこに牛乳を入れよく混ぜ合わせておきます。

    ** バニラエッセンスならここで投入します。 **

 

 3: 続いて生クリームに砂糖を加え7分立てします。

        Img_2029
 
 4: 7分立ての生クリームに牛乳卵黄液を徐々に混ぜ合わせます。

       (アイスクリームの原型液)

 5: 混ぜ合わせたアイスクリーム液を、冷凍庫で冷しておいた金属容器

        に流したら一旦放置しましょう!

       Img_2030
          

  5: 時々、固まり状態をチェックし半固まりになったらホイッパー等で

      空気と共に混ぜ込むイメージでかき混ます。

 

  6: この作業を3~5回繰り返し行った後には、至福の時間が待っています。 

       Img_2036

 

現在私のいる調理場には、アイスクリームメーカーはありません。

ですので、上記の作り方で行っております。

出来たらこの夏に、申請をかけてみようとの思惑も(笑)

Cuisinart ICE-60W Cool Creationsアイスクリームメーカー

Cuisinart ICE-60W Cool Creationsアイスクリームメーカー

 

 

 よく質問される事 ベスト3

 「牛乳は沸騰寸前まで温めなくていいのか?」

 「卵は生のまま大丈夫?」

 「生クリームは動物性と植物性どちらがいいの?」

があります。 

 

これらの問いに簡単簡潔にお答えします!

 

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 「牛乳は沸騰寸前まで温めなくていいのか?」 

  ⇒ 使い残りの牛乳なら必ず火を入れましょう!むしろ使用しない方が良い。

    基本的には使用していない牛乳パックであれば、衛生管理のもと

    加熱処理され販売に至っています。

    なので、衛生的にも口開けを使用するのが理想です。

 

    牛乳を加熱する理由の一つは、鞘バニラビーンズを使用する場合

    バニラの香りを牛乳に移すのが目的となっています。

    その際砂糖を入れておくと、急激な吹き零れが軽減されます。

     何にせよ、沸騰寸前にする意味はあまりないと思います。       

 

 「卵は生のまま大丈夫?」 

  ⇒  新鮮な卵 = 生食可 であれば問題はありません。

     しかし

     どんなに新鮮であったとしても絶対安全とは言い切れません。

     安全に美味しく召し上がるためにも

      ・ 作ったらなるだけ早く消費する事

      ・ 温度管理をしっかり行う事

      などが大事ですね!

 

  「生クリームは動物性と植物性どちらがいいの?」

   ⇒  どちらでもいい!

      動物性は濃厚なリッチな味わいになり、植物性は軽やかな風味として

      味わえる程度の違いです。

      逆にこだわりを持って、「お好みで」単独使用か?2種を混ぜ合わせ

      自分レシピを構築されるのも素敵なことだと思います!

 最後に

これからの季節、手軽な市販品のアイスクリームについつい手が伸びてしまいますが

一度手作りアイスクリームをお試しください。

 美味しさは当たり前のことですが、冷凍製菓でも

手作りの品は、ひときわ新鮮感を味わえると思います。

 

この記事が、皆様の美味しいの一助になれればうれしく思います。

読んで頂きありがとうございました。

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