すごい柔らかい!本葛粉をつかった牛乳プリン 秘訣は葛粉の量
【すごい柔らかい葛粉プリン】
結論から書きます!
液体に対する葛粉の量が大切
今回は
液体に対して1/25の葛粉量
レシピは下記の通り
使用している砂糖は「きび糖」ですが
お好みの砂糖をご使用下されば
良いと思います。
牛乳と相性の良いクリームチーズも
加えて作ります。
分量の牛乳をクリームチーズに加えて
電子レンジで温めて柔らかくします。
全ての材料を鍋に入れていきます。
葛粉は沈殿しやすく、一度混ぜてから
目の細かい濾し網で通して入れます。
葛粉料理で覚えておきたい数字は
60℃ です。
葛粉の性質上60℃辺りから固まります。
私は、温度を意識し鍋を混ぜます。
そうすると
どれくらい混ぜればいいの?
といった曖昧な感覚が無くなり
あ~もうそろそろ60℃位かな!
じゃ~そろそろ固まってくるな!
と頭と感覚が結びついて
作業がしやすくなるのです。
60℃付近になると牛乳が「トロミ」を
帯び始めます。
今回のテーマは「すごく柔らかい」!
ですので「胡麻豆腐」や「葛豆腐」
などを作る場合よりも葛が少なめです。
火にかけて練っていても
ゆるーいシチュー状となっています。
作り方は
私の動画「いーじーちゃんねる」
でご紹介しております。
5分半程の動画です。
宜しければご視聴下さい。
ある程度葛粉に火が入ったら
練り胡麻を加えています。
*量は、ほんの少しで
うっすら感じる位が良いと思います。
健康に良いとされる「セサミン」
を効率よく吸収できます。
個人的に「胡麻」が好きに加え
クリームチーズとの相性も良いので
加えてみました。
練り胡麻製品には
色々な種類があります。
今回使用は「原材料が胡麻」のみ!
加工練り胡麻製品よりは
若干高いのですが、色々な料理に
加えやすく、使いまわせます!
この様な製品がプロの現場で
多く使われるのには
①味は自分で作る
②加工製品を使うより安くできる
③胡麻が引き立つ
等が理由にあります。
「原材料 胡麻」
ぜひ一度お試しください!
牛乳葛プリンですが
動画では「バーミックス」で
簡単にですが攪拌しています。
理由として
ムース状に仕上げたい場合への
ご提案です。
この段階まで来たら
2通りの仕上げができます。
①泡立ちを強め→ムース状にする
②泡は無い→プリン状にする
このどちらも、今レシピでは
「容器に流す」が必須ですが!
葛粉の量を増やせば流し缶などで
形成後にカットする事も可能です。
その際は葛粉量は
現4%→6%~8%
にすると良いと思います。
今回は家にあった空き瓶に
(プリンやらジャムやら・・・)
流し入れました。
葛粉プリンですので
温かいうちはトロトロ状態です。
背の低い容器にプリンの高さまで
水を張って瓶ごと冷却します。
ある程度冷めたらラップで蓋をして
冷蔵庫で一晩寝かせます。
練り上げた葛は
温かい時は柔らかく
冷えると固まる
性質がありますが
液体に対する分量が1/25だった事
もあってか
1日経ってもプルンプルンでした
幾度かの試行錯誤の結果ですが
なかなか良い出来でした!
葛粉が少ないために練りやすく
失敗しにくい今回のレシピ。
ぜひ一度お試しください!
葛は昔から重宝されてきた食材です!
ご使用になられる葛も
本葛粉をお勧めします。