和食を簡単に!

ちょっとした「コツ」や「黄金比率」で簡単に作れる和食のご紹介

すごい柔らかい!本葛粉をつかった牛乳プリン 秘訣は葛粉の量

【すごい柔らかい葛粉プリン】

結論から書きます!

液体に対する葛粉の量が大切

今回は

液体に対して1/25の葛粉量

レシピは下記の通り

使用している砂糖は「きび糖」ですが

お好みの砂糖をご使用下されば

良いと思います。

牛乳と相性の良いクリームチーズ

加えて作ります。

分量の牛乳をクリームチーズに加えて

電子レンジで温めて柔らかくします。

全ての材料を鍋に入れていきます。

葛粉は沈殿しやすく、一度混ぜてから

目の細かい濾し網で通して入れます。

葛粉料理で覚えておきたい数字は

60℃ です。

葛粉の性質上60℃辺りから固まります。

私は、温度を意識し鍋を混ぜます。

そうすると

どれくらい混ぜればいいの?

といった曖昧な感覚が無くなり

あ~もうそろそろ60℃位かな!

じゃ~そろそろ固まってくるな!

と頭と感覚が結びついて

作業がしやすくなるのです。

60℃付近になると牛乳が「トロミ」を

帯び始めます。

今回のテーマは「すごく柔らかい」!

ですので「胡麻豆腐」や「葛豆腐」

などを作る場合よりも葛が少なめです。

火にかけて練っていても

ゆるーいシチュー状となっています。

作り方は

私の動画「いーじーちゃんねる」

でご紹介しております。

5分半程の動画です。

宜しければご視聴下さい。

youtu.be

ある程度葛粉に火が入ったら

練り胡麻を加えています。

*量は、ほんの少しで

うっすら感じる位が良いと思います。

練り胡麻は煎り胡麻よりも

健康に良いとされるセサミン

を効率よく吸収できます。

個人的に「胡麻」が好きに加え

クリームチーズとの相性も良いので

加えてみました。

練り胡麻製品には

色々な種類があります。

今回使用は「原材料が胡麻のみ!

加工練り胡麻製品よりは

若干高いのですが、色々な料理に

加えやすく、使いまわせます!

 

この様な製品がプロの現場で

多く使われるのには

①味は自分で作る

②加工製品を使うより安くできる

胡麻が引き立つ

等が理由にあります。

「原材料 胡麻

ぜひ一度お試しください!

牛乳葛プリンですが

動画では「バーミックス」で

簡単にですが攪拌しています。

理由として

ムース状に仕上げたい場合への

ご提案です。

この段階まで来たら

2通りの仕上げができます。

①泡立ちを強め→ムース状にする

②泡は無い→プリン状にする

このどちらも、今レシピでは

「容器に流す」が必須ですが!

葛粉の量を増やせば流し缶などで

形成後にカットする事も可能です。

その際は葛粉量は

現4%→6%~8%

にすると良いと思います。

今回は家にあった空き瓶に

(プリンやらジャムやら・・・)

流し入れました。

葛粉プリンですので

温かいうちはトロトロ状態です。

背の低い容器にプリンの高さまで

水を張って瓶ごと冷却します。

ある程度冷めたらラップで蓋をして

冷蔵庫で一晩寝かせます。

練り上げた葛は

温かい時は柔らかく

冷えると固まる

性質がありますが

液体に対する分量が1/25だった事

もあってか

1日経ってもプルンプルンでした

幾度かの試行錯誤の結果ですが

なかなか良い出来でした!

葛粉が少ないために練りやすく

失敗しにくい今回のレシピ。

ぜひ一度お試しください!

葛は昔から重宝されてきた食材です!

ご使用になられる葛も

本葛粉をお勧めします。

 

 

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