和食を簡単に!

ちょっとした「コツ」や「黄金比率」で簡単に作れる和食のご紹介

包丁研ぎは角度が大事! 先ずは何となくでOK

今回のテーマは

「包丁研ぎ」

です。

最近では

「まな板」や「包丁」のない

世帯もあるそうです。

理由は、カット野菜の普及や

用途別切り身(肉・魚)を使い

仕上げの味付けも

「味付け調味料」で

美味しく、手軽に料理が出来る。

便利な世の中です!

また

カット食材を使うことにより

生ゴミ削減になり、

廃棄率の少ない

カット食材のニーズは

今後ますます増加するでしょう。

 

 

ニーズ(必要性)があるから

様々なサービス(商品)が

開発、提供されている。

 

流れ

 

結果として

ご家庭内で食材を切り分けたり

魚を1匹丸々買い、捌く!

事も無くなっていくでしょう。

 

自然、ご家庭内において

包丁やまな板の重要性は

下がります。

 

包丁の重要性も頻度も減れば

「切れ味」

に、目が向かないのも

十分に理解出来ます。

 

それでも、

料理をするときに

「スパッと切れる」

ってなれば

良いことなんじゃない?

私はそう思います!

 

実際に我が家では

妻「えっ、研いだ?」

私「研いだよ」

妻「研いだら研いだって言ってよ!」

 「危ないじゃない」怒

私「えっ…」

 

それ以来

研いだら「研いだ」と

申告しています…

ニーズの誤差(泣)

 

皆さんも

使用者に黙って研ぐのは

止めましょう(笑)

お互いの為に!

 

今回は

包丁研ぎの角度について

焦点をあてて書いて行きます。

今回使用の画像は

私の動画チャンネルから

引用しています。

包丁研ぎは角度が大事! - YouTube

「いーじーちゃんねる」より

また

文字での説明では

分かりにくい所などは

動画にてご確認して下さいね。

(研いだ後の包丁↑)

普通、包丁で食材を切るときは

しっかりと包丁のグリップ部分を

握ります。

あとは、

押すか、引くか

で、切っていきます。

 

そのどちらに対しても

なかなか切れない!

のは

包丁の刃が駄目になっているか

目的に合わない使い方

のどちらかでしょう。

(下の写真は研ぐ前↓)

この包丁は

刃がガタガタになってます。

なので

修正していきます。

包丁にはそれぞれ

刃がついてます。

その刃には角度があり

片刃(和包丁に多い)

両刃(洋刀に多い)

ともに、どちらか

又は両面についています。

多くの

こ家庭ある包丁は両刃

と思います。

片刃は和食のプロが好み

理由は

切れ味が立つ!

から。

まぁー

洋刀でも、和包丁でも

研いでいれば切れるもので

優劣と言うよりは

目的に向かう思考

だと私は思います。

単純に

切れない和包丁よりは

切れる洋刀の方が

遥かに良い!

要は

切れれば良いじゃん!

って話です。

では 

切れるようにするには

切れる様に研げる事

必要となります。

 

 

前置きが長くなりましたが

本題にはいります!

研ぎ方のご紹介。

先ずは砥石の管理ですが

砥石を使うには

使う前30分以上は

浸水させておきます

その後

包丁を研いでいきます。

①研ぐときの角度は45度

②刃先(上)から

 指先を包丁に押し当て

 徐々に刃下まで研いでいきます。

⓷動画では上から下

 下から上へと

 繰り返しています。

 どちらからでも

 やり易いやり方で大丈夫です。

良く見聞きする目安に

「表100回研いだら、裏10回研ぐ」

もありますが、

私の感覚では

何回でもいいんじゃない!

と思います。

この表現(100回10回)は

主に和包丁(片刃)の研ぎ方であり

ご家庭の包丁(万能包丁)には

適す話ではないと思います。

 

お使いになられる包丁それぞれに

又、お使いになる方それぞれに

Bestな研ぎ仕様があって良い!

教科書通りでなくても問題なし!

気楽に研ぎましょう!

 

表面が済んだら

続いて裏面を研ぎます。

裏面の研ぎ方のポイントは

刃元から研ぐことです!

裏面を研ぐ場合

表面よりも危険度は増します。

理由は

刃が奥に向くためです。

ここで疑問ですよね?

 

どうして奥に刃があると

危ないの??

 

理由は

包丁を研ぐ時には

必ず砥石と包丁の間には

必ず抵抗が生まれます!

摩擦によるものですね。

摩擦(抵抗)で包丁が止まり

指先だけが刃の先に滑り出す。

研いでる動きは急には止まらない!

 

だから

裏刃を研ぐ際には

十分に気を付けることが大事です!

 

研ぎ方は表と違い

刃本から研いでいきます。

(私の場合)

理由

①右手との距離が近い為

 コントロールしやすい点

②刃元から刃先に向かうにつれ

 右手との距離が離れていくので

 徐々に離れていく方が

 感覚的に慣れていくから

大まかな理由ですが

そんなところです。

包丁研ぎに慣れていない方は

私のやり方をお勧めしたいです。

包丁を研ぐ角度ですが

表面が45度スタートに対して

裏面は水平(0度)から始めます。

動画では述べていませんが

(尺の問題により)

刃本を研ぐには45度では無理です。

実際にやってみると

グリップが砥石に

乗り上げてしまうのです。

ですので、水平に構え

グリップを砥石の外に出します。

今度は表面と逆に

砥石全体を使うイメージ

水平→30度→40度→45度

で、研いでいきます。

包丁研ぎに慣れていない方は

自分が研ぎやす位置で

無理なく

研がれる事をお勧めします。

ある程度、

研ぐ事に慣れてきたら

全体を使うイメージを持たれてください。

はじめは上手く研げなくても

研ぐ前よりは

切れる包丁に仕上がってます!

研ぐ前に感じていた感覚が

まるで別次元に思えるでしょう!

 

この記事が

皆様の「包丁研ぎ」の

参考になれたら嬉しいです!

最後まで読んで頂き

ありがとうございます。

 

 

 

包丁研ぎは危険です!

くれぐれも

気のゆるみが無いように

安心安全に行いましょうね!