九州国立博物館
今回は九州国立博物館のご紹介です。
九州国立博物館とは
九州国立博物館と、福岡県立アジア文化交流センターが連携協力し
一体として管理運営を行なう博物館である (公式HPより)
場所は、太宰府天満宮に隣接しています。(徒歩7分くらい)
長男の学業祈願をすまし、我が家が向った先は九州国立博物館です!
計画当初は
「何で博物館なの? 何か子供達の興味があるものが展示されているの?」
等の心配事がありました。
それでも各誌でも取り上がられるほどの
一見の価値あり!!
情報に惹かれ行く事に決めました。
まずはこのエスカレーターをご覧ください。
↓
少し大げさな表現かもしれませんが、
未知なる世界に飛び込む際の、期待感やわくわく感を感じさせてくれませんか?
写真にいるのは我が家のアイドル(次男=ちびたん)
博物館に行くことへは、若干引き気味の次男でした。
しかし、この通路を見たとたん気分が乗ってきた様子です(単純ですね)
私達をおいて一人でぐんぐん進んでいきます。
通路はおよそ200m位だったかな?
幻想的なライティングの通路を抜けると
こちらのモニュメント(?)が迎えてくれます。
圧巻は博物館の外観
思わず写真を撮ってしまいました!
私のほかにも多くの方々がこちらの建造物を写真に収めている姿がありました。
流線型のガラス張りに反射される青空と雲
もう芸術です!
博物館に向って右側には
ホテルニューオータニ博多・直営のレストラン
green House
が併設されています。
こちらもガラス張りとなっており、店内から外の景色が楽しめます。
お値段的にはニューオータニ博多です。
この景色を眺めながらの食事は、すこし贅沢な気持ちになれるでしょうね。
博物館の館内へ進みます。
私達が訪れたときは
下記の写真にある展示期間でした。
私は正直言って
うわ~ちびたん には難しくてつまらないだろうな~
と少々心配。
観覧料
大人 1人 430円
大学生 1人 130円
高校生以下・70歳以上・障害者手帳ご持参その介護者1人は無料
安い!!
ちょっと驚きの観覧料です。
流石は国立博物館であり、勉学が勤めの学生は無料で観覧できるのは素晴らしい!
博物館は3階のフロアーにあります。
エスカレーター又は、階段で上っていきます。
その上り口には
福岡県の代表的なお祭りの一つ
で使用される「飾り山笠」の作品が存在感たっぷりに飾られていました。
3階建てほどの高さはある、飾り山笠です。
あまりのスケールの大きさと、装飾の見事さに圧倒されます!!
近くにいた職員の方に
「この山笠は祭りで使用されたものですか?」
と質問をしました。
すると
この山笠は祭りでの使用目的ではなく、この博物館に飾るために作られたそうです。
お祭りで使用されるには重過ぎることと、高さがありすぎる事で無理だそうです。
こちら側が前面部分です。
そして、こちら側が背面
それぞれの武将達は、今にも動き出すのではないかと思うほどの力感があります。
下の子は「少し恐いね~」というほどの作品です。
博多祇園祭では、躍動感ある飾り山笠と担ぎ手さん達が祭りを盛り上げます。
この飾り山笠を見た時に、一度は行って見たいという思いに駆られてしまいました!
博物館内では写真を撮ってはいけません
多くの博物館や美術館では、フラッシュの有無は関係なく写真を撮る事は出来ません。
当然、九州国立博物館も同様にNGでした。
しかし、こちらの仁和寺 観音像の群像のコーナーは撮影が可能です。
それまでの、銅鐸や矛・金印にお釈迦像やら曼荼羅絵画などの
観覧展示物とはうって変わり、入室した瞬間に目の前にこの光景が飛び込んできます。
思わず
お~~~っ
と声が漏れる人が多かった事!
私もその1人です。
どの観音様かは、後ろの壁に貼り付けてあるボードで確認できるようになってます。
私も名前と観音像が一致しないので、確認しながらの勉強となりました。
こちらの観音群像は
一見以上の価値ありです!!
一体一体に”みなぎる気”を感じます。
中央の千手観音菩薩像の、柔らかくも見透かしている涼しげな表情とは違い
周りの像は修羅の如く厳しい表情をしています。
きっとこれらの”王達”にも様々な逸話があると思います。
少しずつでも学んでいければいいかな。
オークラコレクション
10月2日からはオークラコレクションが始まります。
博物館巡りは、前もって知識を持っていく方が深く楽しめると思います。
ですが、前知識無くふらりと立ち寄ってみても
想像した以上に楽しめますよ!
オークラコレクション
一体どんな観覧物が展示されるのでしょうか?
楽しみです!
九州国立博物館は入館した時点から思っていた事がありまして
それは
天井が高い事と、天井にある木々が織り出す光景が見事な事!
博物館自体が展示物の如く、
見事なまでのデザイン!そして周りの景色との調和が素晴らしいです。
内外共に素敵な建物でした。
中にはお土産屋もあります。
いろいろアイテムはあったのですが、私的な興味が向ったのはこちらのピクルス。
地域の地名が冠のピクルスです(糸島)
博物館とピクルス
面白い組み合わせかなぁ~
九州国立博物館は、アジア交流センターとの連携も深いので
館内ではこのような施設もあります。
あじっぱ(利用無料)
インドネシアの管楽器の一つ!
日本で言うところの「鉄琴」のような音色でした。
その音色は、しみじみと何か懐かしい気持ちにさせてくれます。
機織り機
こちらは触っては駄目!のブルーテープに囲まれております。
私の年代では本の中でしか見た事が無く、ある意味で新鮮な感覚でした。
南蛮服
長崎の出島には、多くの外国人が出入りをしていたそうです。
その中には、このような当時の日本とはまるで違う服を纏ってたようです。
そのことは「あじっぱ」内にある絵にも描かれています。
ちょっと下の子に着せてみました。
最後に
お堅いって思われがちな博物館
私も実際に行くまではその様な印象を持っていました。
しかし
九州国立博物館では、子供が遊べ・学べるエリアがあり、
親子揃って楽しめる場所であると思えます。
何かの情報誌ではありませんが
一見の価値ありに大きく賛同します!