和食を簡単に!

ちょっとした「コツ」や「黄金比率」で簡単に作れる和食のご紹介

豚の角煮を作る! シャトルシェフを活用!

今回は簡単!豚の角煮を作る方法です。

 

これからの時期は、蒸し暑くコンディションを保つのも一苦労です。

豚肉は豊富なビタミンがあり、疲労回復や夏バテ防止にお勧めの食材です!

 

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それでは私達プロの作り方をご紹介します。

  1. 豚の脂側を油を敷かないフライパンで焼いていきます。
  2. どんどん脂が滲み出て来ますので、キッチンペーパーで拭き除きます。
  3. 豚肉全ての面に焼き目をいれてます。
  4. 焼いた豚を水の入った鍋に入れ、おからを一つまみ加え火にかけます。
  5. 沸騰する手前まで熱していき、湯が鍋に回っている状態でキープします。
  6. 落し蓋をし1時間半~2時間、ゆっくりじっくり柔らかくなるまで煮ます。
  7. 竹串を肉に刺しす~っと通る位になったら肉をぬるま湯の中に入れます。
  8. ぬるま湯の中で、肉に付着したおからを取り除きます。
  9. 肉は出来るだけ空気にふれない状態にしておく

ここまでが下茹で

  1. 鍋に醤油・酒・水(出汁でも良い)砂糖(理想は氷砂糖)を入れます。
  2. 豚肉を鍋に入れたら、落し蓋をします。
  3. ここでも豚肉は出来るだけ空気に触れない様にします。
  4. 沸く手前の温度(85℃)で2時間程炊いていきます。
  5. その際も、煮汁はほぼ一定量を保つように水を追い足します。
  6. 味付けの醤油と砂糖は初めの段階でほぼ決まり!ですので後は仕上げ時に行う。
  7. 一定の水分量の中の甘辛で、味を含めていくのが和食の角煮です。
  8. 仕上げに味醂や蜂蜜・たまり醤油を足して艶出しもいいです。

 

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     (煮汁を外して撮影)

 

流石に今は、圧力鍋も真空調理もありますので、

上記がベスト!の方法とは言えなくなりました。

 

 

豚肉と共に煮た「おから」は、炊いて使えますので、流し捨てないでください。

脂を多く吸っているので「おから」として食べるのではなく

「季節野菜のオカラ和え」の様な和え衣と活用します。

 

もう一つの作り方

この作り方には、一つだけ欠かせな道具があります。

それは、シャトルシェフです。

 

          

  

なぜ必要か?

 

簡潔に言えば

 

光熱費を抑えるのと時間を有効活用出来るから!

   

 

ではシャトルシェフ(SC)での作り方(下記以降SCと表記します)

  1. 豚の脂側を油を敷かないフライパンで焼いていきます。
  2. どんどん脂が滲み出て来ますので、キッチンペーパーで拭き除きます。
  3. 豚肉全ての面を焼きをいれてます。 ここまでは同じでですね!
  4. 焼いた豚肉を水の中に入れ、沸かします。
  5. 沸いたら蓋をしてシャトルシェフ(SC)に入れ1時間放置。
  6. 竹串を刺してみてすっと入ればOK!
  7. まだ硬いようならもう一時間いれておきます。
  8. 柔らかくなったらその湯ごとボウルか何かに移します。
  9. ボウルに水を加え、豚肉を手ですくえる温度まで下げていきます。

 ここまでが下茹で

  1. SCに醤油・酒・水(出汁も良い)・砂糖(氷砂糖)を入れます。
  2. SCは煮詰める事が出来ないので、完成状態の煮汁にします。
  3. 豚肉を、完成状態の煮汁が入ったSCの中に入れ火にかけます。
  4. 沸いたらSCに入れ半日放置
  5. 途中、味見の際には火にかけ、味見が終わればSCへ戻します。
  6. 食卓に出す際に、仕上げに味醂や蜂蜜・たまり醤油を足してもいいです。

どうでしょうか?

2つのやり方での、最大に違う点は!

ガスに火をかける時間 と  おからの使用? 位です。

 

ですが掛かる

 

光熱費は何倍も変わります

 

ですので、長い時間煮含める調理にはお勧めします !

(このブログは、ご家庭での和食を簡単に!をテーマで書いています)

 

 

「おから」や「米ぬか」を使用するのはなぜ?

昔は、豚や牛蒡などを柔かくするのに、米ぬかやおからを鍋に入れ煮て来ました。

理由は、水分濃度上げより対象物に火が入り易くする為と、

余計なアクや脂を吸着させ、再吸収を抑える為でもありました。

 

しかし、これだけ便利なSCですが

調理場でのSCの使用を見かけた事も一度もありません。

やはり仕込みの量が、家庭とは違うことが要因かと推測します。

 

 

 

でも

我が家で使用となれば話は変わります。

 

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なんと3台も!!!

一台目は疑心暗鬼・・・     本当に使えるのかなぁ~ ・・・

2台目は納得で!        3合のお米を炊くのに必要かな?

3台目はより効率よくで!    もう一台あればもう一つ煮物がつくれるな!

そのような経緯でした。

 

ちなみに入手順序は

黒 ⇒ 黄色 ⇒ 黒    でした。

 

実感は

煮物や炊飯を考えるなら、本当にガス代や電気代が節約できます!

 

私は仕事で、 「豚の角煮」を仕込む = 半日はガス台が一個空かない!

のを想定して、その他の仕込みをしてきました。

お店で出す角煮は、それだけ時間を要す煮物という事なのです。

 

豚の角煮の他にも炊飯や肉じゃがなど、使える用途は沢山あります。

今後、シャトルシェフでの料理も書いていきます。

 

最後に

この記事が皆様にお役に立てればうれしく思います。

 最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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