和食を簡単に!

ちょっとした「コツ」や「黄金比率」で簡単に作れる和食のご紹介

簡単!和風鶏だしの作り方。 鶏飯(けいはん) 

鶏続きになりますが、今回は簡単!和風鶏だしのご紹介。

 

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簡単作り方

  1.  お鍋に水・昆布を入れ、新鮮な鶏の挽肉を入れます。
  2.  挽肉は鍋に入れる前、一度さっと水洗いしておく方が綺麗な出汁がとれます!
  3.  全部の材料を入れたら、必ず水から火をかけて行きます。
  4.  沸騰手前で昆布を出し、やさしく沸いた温度でアクを丁寧に取り除きます!
  5.  アク抜きの際も、絶対に沸騰をさせてはいけません!(出汁が濁る要因)
  6.  アクが落ち着いたら、挽肉だけを取り除きます。
  7.  そこに、鰹節を入れ(あくまでも鶏がメイン)、鰹節のアクを取り除く。
  8.  少しの間煮出し、鰹の旨みをプラスして行きます。
  9.  その後、綺麗に濾せばの和風鶏だしの完成です! 

 

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出来上がったこの出汁は、「鶏」と「カツオ」の香味があります。

もし出汁の風味を複雑化したければ、ブーケガルニを加え再び弱火で香り付け

されれば、独自性のあるスープを楽しめます。

(カツオの香りと合うブーケガルニの方が、旨みが重なり合うと思います。)

ただし、煮物に使用するのであれば「そのままの出汁」から調味する方が

「煮る対象物」との間で、風味のミスマッチが起きないと思います。

 

ちなみに

私の身近には「ブーケガルニ」といった名称はありませんでしたが

長ネギの青い部分や、玉葱の芯と皮、人参や大根・生姜の皮や椎茸の軸などの

野菜の端や皮を使い、スープの旨を向上させるべき事は行ってきました。

調理場ではもちろんの事、ご家庭でも「野菜のヘタ」は出ると思いますので、

捨てずにストックしておくと何かと便利ですよ!

 

ブーケガルニとは

 スープや煮込み料理などに香味を加える、ミックスハーブの束。

 特に決まった約束事はなく、各々の用途で中身は変わる。

 

 

出汁の用途

  1.  いろいろな煮物に加える事によって「コク」の加味。
  2.  鶏飯(けいはん)等のさらさら飯の掛け出汁  
  3.  麺類の出汁の素。(出汁についての考察編での、麺つゆの素での使用)
  4.  「そうめん」や「うどん」などの掛け出汁(出汁4:醤油1:味醂1)
  5.  野菜料理へのあんかけ用出汁 (出汁4~8:醤油1:味醂1)
  6.  炊き込みご飯の出汁
  7.  太平燕タイピーエン)等の、鶏系スープ系基本出汁に 

スープストックがあれば、即席料理でも、コクのある逸品に昇級します。   

基本冷凍可能ですので、アイスキューブか何かで小分けしておく事をお勧めします。

 

 

スープをとった後のひき肉は、甘辛い鶏そぼろにします。

甘辛鶏そぼろ

醤油1:酒2:味醂1:砂糖0.5(好みで、生姜やにんにくもOK)

 

ご飯のオカズや、麺類のトッピング・鶏だしで炊いたご飯に混ぜたり

卵焼きに混ぜたりと、利用範囲の広いストック惣菜になります。(冷凍可能)

 

 

 

 

簡単和風鶏だしの用途に

季節野菜のお浸しの出しのご紹介!

これから夏野菜がスーパーや店頭で、出回る時期になりましたので

代表的な夏野菜の一つ、「万願寺唐辛子」を使った逸品をご紹介します。

 

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万願寺唐辛子とは

  京都舞鶴市が発祥の京野菜である。

  九州でも生産量が多く、出荷時期は5月~9月上旬まで出回る。

  唐辛子と名が付くが、辛味はない。

  時々、先祖返りを起こした辛い物が混じることがある。

  滅多に「辛い万願寺唐辛子」は無い為、食した人に対して

      滅多にない事 ⇒ ツキがある

  という流れから、「おめでとう」と声をかける風習もある。 

 

万願寺唐辛子の揚げ浸し

  1.  万願寺唐辛子に縦に切り目をいれる(空気の逃げ道)
  2.  160℃の油で火を通す。(柔らかくなればいい)
  3.  すぐに氷水に落とし色止めをする。
  4.  種が気になるなら除く。
  5.  お浸しの出汁を2つに分け、冷めた万願寺唐辛子を入れる(地洗い)
  6.  出汁から取り出し、もう一つの出汁に入れ替える(本漬け)
  7.  少し味を含ませたら万願寺唐辛子を取り出し、器に盛り付ける。
  8.  含ませた出汁を上から掛け、カツオの薄削りをふんわりのせる。
  9.  好みで、すりおろし生姜そえ、青ゆずの皮を擦った物を散らす。
  10.         以上完成です。

 

 お浸しの出し

簡単和風鶏だし9~11 : 薄口醤油1  :  味醂1  砂糖少々

  (一度全部をあわせ、鍋で沸騰前まで熱を加えてから冷ます)

 

 

 

 

 

夏野菜らしい瑞々しさと清涼感ある逸品かと思います。

ご飯のオカズ!的な役割は成しませんが、食卓に季節を感じて頂けます。

 

最後に

なにかの機会にこの記事が、皆様のお役に立てる事があればうれしく思います。

長々と読んで頂きありがとうございます。

 

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