和風ビシソワーズ ~昆布だしで!
昆布だしを使った冷製スープのご紹介!
連日、蒸し暑い日が続いております。
つめたいスープを一口どうぞ!
一息つかれた所で
冷製スープの作り方に入らせていただきます。
今回使った材料
じゃがいも ・たまねぎ ・オリーブオイル ・バター少々
昆布だし ・薄口醤油 ・塩 胡椒
作り方
- まず野菜の皮を剥き水洗いをします
- オリーブオイルで、玉ねぎとジャガイモスライスを炒めます。
- 共に透き通り、野菜の香りが良くなってきたらバターを少々入れます。
- 炒めた野菜が、ひたひたになる量だけの昆布だしを加えます。
- 野菜が柔らかくなったら、ジューサーにかけます。(注1)
- シューサーの中身を裏漉し器で2回こします。
- 濾したスープを鍋に移し火にかけていきます。
- 沸く手前までいった所で、薄口醤油・塩・胡椒で味をつけます。
- 味が決まったら、再度スープを金漉しにかけ冷ましたら出来上がり。(注2)
- 出来たスープは再度味見をし、よければ冷蔵庫で冷たく保管。(注3)
- 提供時に、キンキンに冷した器に注げば尚良いです。
ポイントを幾つか
(注1について)
炒めた野菜を煮た物をジューサーにかける時に、熱々の状態で蓋をしてミキサー
すると蒸気の膨張にとって、熱々の中身が溢れる場合がありますので
すこし温度が下がってから行います。
(注2について)
何度も濾す事でより滑らかになります。(可能であれば徐々に目を細かくします)
(注3について)
人間の味覚は温かいもの程感じやすくなり、冷たくなる程鈍くなる傾向があります。
考え方としては
冷製の汁物の場合、温物の味付けよりも塩気を強めにしていきます。
冷たいジュースやアイスクリームに含まれる甘味の含有量からみても
冷たい物が味覚に及ぼす影響は大きいと言えます。
今回の冷製スープの元はヴィシソワーズです。
そこで、ヴィシソワーズの起源を簡単に書いていきます。
ヴィシソワーズはアメリカで生まれた料理です!
えっ ? ?
と思いませんか?
語源はフランス中央部の町の名(ヴィシー)です。
1917年ニューヨークのフランス人シェフが幼少の頃に母親が残ったジャガイモの
スープに牛乳を加え、冷たいスープにしたものをヒントに考案。
彼の故郷の近くである保養地ヴィシーにちなみヴィシソワーズとなりました。
何故昆布だしか?
真のヴィシソワーズといえば、生クリームと牛乳を使います。
ですが、野菜の旨みを十分味わうには昆布だしの方が分かりやすいのです。
ですので昆布だしを使用し、乳脂肪成分は風味程度のバターのみ。
カロリーOFFでも旨みはOFFしない。
そのような思いがある昆布だしの冷製スープもあってもいいのでは?
最後に
洋食が食卓に並ぶ比率は、年々高くなっています。
和食は手間も掛かるように思われがちですが、
洋食の和食化という視点を変えた一品も「アリ」だと思います。
この記事が皆様の、洋食が和食化への参考になれればうれしく思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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