和食を簡単に!

ちょっとした「コツ」や「黄金比率」で簡単に作れる和食のご紹介

和風ビシソワーズ ~昆布だしで! 

昆布だしを使った冷製スープのご紹介!

連日、蒸し暑い日が続いております。

つめたいスープを一口どうぞ!

 

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一息つかれた所で

冷製スープの作り方に入らせていただきます。

 

今回使った材料

じゃがいも ・たまねぎ ・オリーブオイル ・バター少々

昆布だし  ・薄口醤油 ・塩 胡椒  

 

作り方

  1. まず野菜の皮を剥き水洗いをします
  2. オリーブオイルで、玉ねぎとジャガイモスライスを炒めます。
  3. 共に透き通り、野菜の香りが良くなってきたらバターを少々入れます。
  4. 炒めた野菜が、ひたひたになる量だけの昆布だしを加えます。
  5. 野菜が柔らかくなったら、ジューサーにかけます。(注1)
  6. シューサーの中身を裏漉し器で2回こします。
  7. 濾したスープを鍋に移し火にかけていきます。
  8. 沸く手前までいった所で、薄口醤油・塩・胡椒で味をつけます。
  9. 味が決まったら、再度スープを金漉しにかけ冷ましたら出来上がり。(注2)
  10. 出来たスープは再度味見をし、よければ冷蔵庫で冷たく保管。(注3)
  11. 提供時に、キンキンに冷した器に注げば尚良いです。

     

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ポイントを幾つか

 (注1について)

 炒めた野菜を煮た物をジューサーにかける時に、熱々の状態で蓋をしてミキサー

 すると蒸気の膨張にとって、熱々の中身が溢れる場合がありますので

 すこし温度が下がってから行います。

 (注2について)

  何度も濾す事でより滑らかになります。(可能であれば徐々に目を細かくします)

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 (注3について

 人間の味覚は温かいもの程感じやすくなり、冷たくなる程鈍くなる傾向があります。

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考え方としては

冷製の汁物の場合、温物の味付けよりも塩気を強めにしていきます。

冷たいジュースやアイスクリームに含まれる甘味の含有量からみても

冷たい物が味覚に及ぼす影響は大きいと言えます。

 

今回の冷製スープの元はヴィシソワーズです。

そこで、ヴィシソワーズの起源を簡単に書いていきます。

 

ヴィシソワーズはアメリカで生まれた料理です!

 

えっ ? ?

 

と思いませんか?

 

語源はフランス中央部の町の名(ヴィシー)です。

1917年ニューヨークのフランス人シェフが幼少の頃に母親が残ったジャガイモの

スープに牛乳を加え、冷たいスープにしたものをヒントに考案。

 

彼の故郷の近くである保養地ヴィシーにちなみヴィシソワーズとなりました。

 

何故昆布だしか?

 真のヴィシソワーズといえば、生クリームと牛乳を使います。

 ですが、野菜の旨みを十分味わうには昆布だしの方が分かりやすいのです。

 ですので昆布だしを使用し、乳脂肪成分は風味程度のバターのみ。

 カロリーOFFでも旨みはOFFしない。

 

そのような思いがある昆布だしの冷製スープもあってもいいのでは?

 

最後に

洋食が食卓に並ぶ比率は、年々高くなっています。

和食は手間も掛かるように思われがちですが、

洋食の和食化という視点を変えた一品も「アリ」だと思います。

 

この記事が皆様の、洋食が和食化への参考になれればうれしく思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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