和食を簡単に!

ちょっとした「コツ」や「黄金比率」で簡単に作れる和食のご紹介

Leaderとは心構えから!

Leaderとは心構えから!

なんと偉そうなタイトルでしょうか?

(すいません)

 

本日は久しぶりの休日です。

ですが、少しだけ朝出勤してきました・・・

 

宿の調理場に入ると

 

えっ? なんで?

 

と、朝食スタッフさんから見られました。

 

わかりますよ

 

折角の和らいだ雰囲気が・・・

(私がいない分、気が楽でしょう)

 

って事でしょうね。

 

普段はというか、

休日に職場に顔を出す事はしません。

(緊急事態は別です)

 

理由はあります。

若い子は、私がいる事によっての甘えが出てしまう。

その一点です。

 

私の経験上

どうしようもない時こそ、実力が表面化する!

場の経験は、

教えて覚える事と

経験でしか身に染みない事があります。

 

どういうことか?

調理場で働く人間の出入りは激しい。

それ以外では、流派にのっとって動ける者もおります。

しかし、

大多数の物は、流派以外で動きます。

その様な者がたどる道は結構険しい。

既存の流派グループではないので、使われ方が雑になる。

 

分かりやすく書けば

 

人の嫌がる仕事を任される事が多くなる

 

年齢がいってようが関係ありません。

 

私は基本的に料理人は

個人プレイヤーだと思っています。

 

されど

調理場は、チームワークが必要不可欠です!

 

チームワークを行なうには

個人の力量と、個人の妥協と柔軟性と経験が大事となります。

そのことは、流派であろうが流派外であろうが同様です。

しかし

流派では通常で行なわれる手順も、流派外ならば違った手順もあります。

流派からの、嫌味な突込みの炸裂ポイント!!

「なんでこうすんだよ! 何やってんの?」

ならまだしも

「何年この仕事してんだよ! つかえねぇ~な!」

余計な一言のおまけ付き

 

その様な時に必要な物は

経験と勉強と柔軟さと妥協

では無いかな?

と、個人的には思っています。

 

勉強は他者からも、1人でも学べる。

柔軟さや妥協も、1人で解決できる。

 

しかし

経験だけは、場を踏まなければ獲られない

 

良い意味でも、大変な意味でも

経験を積んでもらいたい

 

これから歩む、料理人という茨の道!

 

甘えられる事は幸せな事です。

ですが

この環境が永遠に続く事も、自身の生活状況もずっと変わらないことは無い。

恋人・結婚・家族・加齢と、生きていれば変化が生じる。

 

自分だけの生き方が、自分だけの人生では収まりきらない瞬間が出るのです。

私のその過程を踏んできて今があり、

今もその道中にいます!

 

料理人にとっての経験は、一生無くならない財産です

彼がどう思っているかは分かりません。

”分かってもらおう”等の”恩着せがましさ”もありません。

 

料理人は自分の意識を如何持つか

 

そう思うからです。

 

かなり前、27~30歳の時に読んだ本。

 

リーダーとは

 

の内容。

 

その中から引用し、自分流に心がけている言葉があります。

書かせて頂きます。

 

(listen)     ・・ 相手の話を聞く

(education) ・・ 教育する

(assist)   ・・ 協力

(disucuss)     ・・ 話し合う

(evaluate) ・・ 評価

(review)  ・・ 再吟味

 

自分自身はまだまだ未熟です。

それでも

良い本に書かれている

良い話は意識して取り入れます。

 

ですが、

 

時々3つの鯛の襲われます・・・

 

「認められ鯛」

「褒められ鯛」

「役に立ち鯛」

 

すいません!

 

未熟な私では

3匹では収まりませんでした・・・

 

まだまだ勉強!

 

明日からの激務の日々

がんばります。

 

最後に

今回も、個人的な思いを書かせて頂きました。

皆様の時間を頂きました事、お礼を書かせていただきます。

ありがとうございました。

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