きのこのぺペロンチーノ (まかないシリーズ 第3記)
まかないシリーズ 第3記 になりました。
今回は、きのこのぺペロンチーノです。
ご存知な方も多いと思いますが、一応簡単な説明をさせて頂きます。
和と伊の混合名称では
きのこのアーリオ・オーリオ・ぺペロンチーノ
伊の言葉だけなら
フンゴ・アーリオ・オーリオ・ぺペロンチーノ
和の言葉だけなら
茸たちと・にんにくと・オリーブオイルと・唐辛子のパスタ料理
と言う形になるのかな?
- アーリオ ⇒ にんにく
- オーリオ ⇒ オリーブオイル
- ぺペロンチーノ ⇒ 唐辛子
ついでに
きのこ単体 ⇒ フンギ(funghi) きのこ複数形 ⇒ フンゴ (fungo)
と言います。
オイルベースのパスタを作ります。
1:オリーブオイルをフライパンに少し多めに敷きます。
2:そこにスライスにんにくと、種を取った唐辛子を入れます。
3:にんにくと唐辛子を入れてから、フライパンに火にかけていきます。
7:塩胡椒をした後に少しの間炒めておきます。
強火よりも中火位の火加減なら、ニンニクも焦げ付いたりはしません。
8:茸が半透明になってきたので、ここでパスタの茹で汁を入れていきます。
9:茹で汁を入れたら火は強火に、フライパンを振り乳化作業を行います。
10:ぐつぐつ煮込む必要性は無くササッと混ぜる感覚です。
(油と茹で汁が混ざり白っぽくなったら乳化完了!火をとめておきます)
11:パスタがそろそろ茹で上がり時間になりました。
早速フライパンの中に入れていきます。
12:パスタを入れたら短時間だけ中強火にし、ソースの旨みが入るように
フライパンの中で混ぜ合わせます。
13:フライパンの中の水分(乳化した油と茹で汁)がこの程度になったら
お皿へ盛り込みます。(時間的には20秒無いくらいです)
14:お皿に盛り込んだら、モッツレラチーズと刻んだ大葉を添え
黒胡椒をぱらりとしたら完成です。
少しここの所、時間に余裕がありまして・・・ 賄いの食数も少なめ・・・
たまには私が作ろうと、なんちゃってイタリアンをしてみました!
若い子が休みの時や、時間に余裕がある時などはこのような専門外の料理を
作るのは良い気晴らしになります。
専門の方からすれば
ニンニクの芯やら、鷹の爪を入れるタイミングなど
細かな点での違和感はあると思いますが、いろんな人の話を聞くと
結果おいしかったらいいよね!
のような気がします。
パスタで大事な乳化作業も
「フライパンの中で予め乳化させておくんでしょ?」
専門職に聞けば
「いや、どうせ茹で上げ器から湯で汁が落ちるからその時にサッと合わせちゃうよ」
とか
「後から調節しなければ分からないよね」
等など、その場仕事で対応しているようです。
まぁ~営業中に怒涛の如くオーダーがくれば、こうして~あ~して~
等やってる場合じゃないですから、当然っていえば当然ですね!
ところで、何で今の時期にきのこのパスタなのか?
それは
野菜搬入業者から
「きのこ買ってください! ただいまキャンペーン中です!」
と珍情報を貰ったからです。
私 : 「え? きのこ? 今は時期的にもあまり使わないかなぁ~」
業者: 「だからです! だから”今”キャンペーンで回ってきてるんですよ・・・」
私 : 「あ~ そうんなだぁ~ うちも今は動きが鈍いからなぁ~」
業者: 「どこもそうなんですよね・・・」
私 : 「ん~ 困ってんの? しょうがない!
困ってるなら半分は店で、半分は俺が買うから伝票作ってきなよ。」
業者: 「え? いいんですか? 助かります! ありがとうございます!」
との経緯です。
スーパーの大袋パンパンで持ちかえり・・・
我が家の冷蔵庫は”きのこの山”・・・
天候不順で干すのはできないし、冷凍庫行きかな・・・
三 方 良 し!
道は遠い・・・
でも、いつか必ず!
最後に
この記事が皆様の「フンゴ料理」の一考察になれれば嬉しく思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。