我が家の秀品達 ・大香濃口胡麻油 ~胡麻を考える part1
今回は我が家シリーズから胡麻考察へ!です。
皆様はどのような調味料を好んで使われますか?
あまり気にされない ・産地から製造方法まで吟味する
興味があれば使ってみる ・そもそも置いてない・・・
本当に調味料を選ぶ基準は人それぞれだと思います。
我が家では、ほぼ妻の基準です!
今回は胡麻について書かせて頂きます。
先ず、我が家で使っている胡麻油です。
太香濃口胡麻油
300g 807円
10g 約27円
マルホン胡麻油シリーズの一つです。
少し前にメディアか何かで、
同社の太白胡麻油を焼き魚に
一塗りしてから焼くと
非常に美味しくなる!
と、放送してたようです。
私はこれまで一度もその様な仕事の経験は有りませんが
理屈的にはわかります。
理屈
ビーチなどで日焼けの為にサンオイルを塗る
事と同じ意味です。
熱伝導の向上と、内部の保水効果というわけです。
それを太白胡麻油で行うのは
少し贅沢かなぁ~
とは思いますが、きっと美味しくなる事でしょう!
太白胡麻油
300g 807円
10g 約27円
太白ごま油
450g 766円
10g 約17円
マルホン胡麻油は全部で6段階あります。
大まかな区分けは2種
太白系は、ドレッシングや単体で使用し、
焙煎系は調理加工に向いていると思います。
焙煎胡麻特有の色や香りが無いため、サラダにも使える万能タイプ
数字が大きくなるに連れ、色や香りが高くなっていきます。
我が家の大香濃口胡麻油は「5」のタイプになり
香り・色とも濃い目です。
中華料理やスープの上がり際に一たらし入れ
特有の香りを楽しんでいます。
胡麻油の豆知識
[豆知識もくじ]
*抽出方法
胡麻の約半分は油脂分です。
その油脂分から胡麻油が作られます。
油脂分の抽出方法
- 圧搾製法 ・・・昔ながらの製法で多少ロスが出る
- 抽出製法 ・・・科学溶剤を用いより効率よく取り出せる
*ごま油に含まれる脂肪酸の含有比率(%)
必須脂肪酸
【オレイン酸(オメガ9)39.3 リノール酸(オメガ6)44.7 α-リノレン酸0.3】
飽和脂肪酸
【パルミチン酸9.1 ステアリン酸5.5】
(資料:公益財団法人日本油脂検査協会)
現代人に必要とされている
必須脂肪酸がぎっしりです。
その他にも
「ゴマリグナン」
人の体内で抗酸化性を発揮する
「セサミン」
ゴマリグナンの一種
肝臓の活性酵素を取り除く働きに優れている
0,1%です。
背景には、生産性の低さ!
輸入品との価格差!
があります。
1k 3,500円
10g 35円
80g × 5袋 2,200円
10g 55円
1k 1,330円
10g 約13円
隣国からの輸入品ですと、更に価格差がでます。
栄養価的にはほぼ変わらない。
*黒ゴマの黒色はアントシアニン由来?
違います!
アントシアニンは植物由来ですが
色素的には
「赤・青・紫」なので黒はありません。
調べていくと、黒胡麻の黒色は
「カテコール型タンニン」
という成分からです。
*胡麻を使った慣用句
胡麻をする
自身の利益になるように
相手の機嫌をとったりお世辞を言う事
胡麻胴乱
江戸時代に流行った胡麻を使った菓子。
中身が胴乱の様に空洞であったため、
外見は良いが中身のない見掛け倒しという意味
↓
さらに変化していった言葉で
⇒ ごまかし
へ変わっていったとも!
一言
胡麻は健康食品の代表格の一つです。
ですが
胡麻の成分の半分は油脂ですので、
食べ過ぎないようにしましょう。
目安としては1日に大匙3杯まで!
最後に
この記事が皆様の「胡麻についての」
一考察になれればうれしいです。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。