我が家の秀品達 バーミックス編
今回は、我が家の秀品達シリーズ「バーミックス」をご紹介します。
巷には様々な便利調理グッズがあります。
私がこの仕事に就いた頃は、圧力鍋ですら
「お~便利なものがあるもんだ!」
と蒸気が勢い良くでている圧力鍋(大)を眺めながらそうおもいました。
突然ですが!
圧力鍋のフタが吹っ飛んだ事件
私の初めて勤めた職場での事
その先輩の教えに
「いいかタカ! 絶対に湯気が出ている時にフタを開けるなよ!」
唐突にいわれましたので、
「はい。 どうしてですか?」
「前にな、(仕込みが)間に合わなくて急いで取ろう(中身)としたら
フタがスゲー勢いで吹っ飛んだ事があったんだ!
顔だったらやばかったぞ! ちょっと来てみろ」
「はい」
「ほら ここ と あそこ と ここ」
「え? どこですか?」
「そこだよ! あの上の所! 」
・・・・・・
調理場の外にある板場と搬入業者専用の通用路は、非常に簡易な造りになっており
屋根は塩ビ製、壁は合板みたいな本当に簡易な屋根付きの通路でした。
横壁には業務用冷凍冷蔵庫が一基、ストッカータイプの冷凍庫が一基、
後は一斗缶入りの濃口醤油、バックインザボックス10Lタイプの味醂や
煮酒が入ったピン箱・塩・砂糖などの各種の調味料や香辛料などなど調理場内に
収まらないストック品がずらりと置いてある場所です。
その屋根の一部が破損・・・・
店の建物の横壁も大きな傷跡・・・
私はまだ働く前の事なので、先輩の話を予測の範囲で想像しますと多分こんな感じ!
ガス台で圧力鍋に火が入れおわり、火口を開けるために裏口外へ持っていった。
そこで主任に見つからない内に”こそっと”中身を取り出し仕込にかけようと思った。
だがしかし
圧がかかった内側からの気圧により、フタが勢い良く上空へ
相~当 びびったと思いますね!!!
それと同時に、圧力鍋って恐いなぁ~との印象を持ったきっかけです。
「0000さん、中身ってなんだったんですか?」
・・・・・
「牛筋! 飛び散った脂のせいで、後始末がえらい大変だったぞ!」
流石に今の圧力鍋は、鍋内の圧が高いときはフタが外せない構造になっていたり
”シュ シュ シュ ”となる気圧の逃げ道部分の調節によって、安易にフタが外せる
タイプや、電気式で圧の調整が出来る物など、当時の私達が使っていた物とは
比較にならない位、使いやすくなっています。
ワンダーシェフ プロミドル 両手圧力鍋 10L 25,178円
パナソニック 電気圧力鍋 マイコン式 3.7L ピンク SR-P37-P
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パナソニック 電気式圧力鍋 マイコン式 3,7L 19,800円
パール金属 圧力鍋 3.5L IH対応 3層底 切り替え式 レシピ付 クイックエコ H-5040
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パール金属 圧力鍋 3,5L IH対応 3層底 切り替え式 3,465円
私の若い頃とはちがい、今では安心安全な圧力鍋が多種多様あります。
しかし、仕事でどんなタイプの圧力鍋を使っても
0000さんの顔と失敗談が必ず頭に思い浮かびます!(笑)
話をバーミックスに戻します
我が家で大活躍の現役選手
バーミックスです!
我が家のバーミックスはM200タイプです。
日本での販売時期は2002年
多分ですが、捕り手裏の表記から2004年4月に製造されたものと思います。
上の子が産まれ、離乳食を作る際の道具として購入したと思います。
ハンディータイプのミキサーの先駆け的な商品です!
私の職場でもハンディーミキサーがあり、何かと使用しております。
刻みと混ぜ の両方が一気に!しかも鍋の中で行えることは、この手の道具が無い
時代にはやりたくても出来ないことでした。
季節野菜のすり流し腕
- 季節野菜に火を通す(煮る・蒸す・焼く・揚げる)
- ジューサーに少量の出汁をいれ、火の通った野菜をいれピューレ状にする
- 野菜ピューレを裏漉しにかけなめらかにする
バーミックスM300 60周年ベーシックセット 32,400円
バーミックスの良い点
- モーター回転率とパワーが強い
- アタッチメントの種類が豊富
- バージョンアップしても器具が対応する (新旧互換性あり)
- 旧式でも修理メンテナンスをしてくれる(我家もモーター・備品交換済)
ロングセラー商品には常に、新たな新型商品が出てきてます。
よくあるパターンで、新商品の度に付属品やアタッチメントの形状が若干変わり
”使い回せない”といった事が多種の商品であります。
バーミックスラインナップでは
日本製によくある”買い替え目的の為の互換性なし”といった事にはならない事!
同社の製品柄あれば、バージョンアップの際もこれまでの付属品が使える事!
この考えは非常に素敵な事だと思います。
なので
我が家の旧式「200M」ですら、最近での修理メンテナンス
(モーターとコードの不具合)が可能になるのです。
15年以上前の商品ですよ!
日本製なら間違いなく
「弊社の製品をご購入して頂き、誠に有難うございました。
お客様のお買い上げになられた製品は
補修用性能部品の保有期間
が過ぎ、部品の在庫もございませんので修理メンテナンスに対応致しかねます
誠に申し訳ありません。」
となるでしょうね。
経済を回す意味では致し方ない事だと思います。
だけど
5年から10年間でしか部品を保障しませんよ!
というのはどうなのでしょうか?
コーヒーでも淹れて少し休憩します。
お気に入りのコーヒー豆をバーミックスで粉にします。
私は”中挽き”が好きですので、加減を見ながら挽いていきます。
後は、何かで拝見した
”コーヒーの美味しい淹れ方”にならって、真ん中よりお湯を適量注ぎいれます。
自身にとっての、便利で末永く使える道具があるのは良いことですね。
最後に
この記事が皆様の「一息」の一助になれれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。